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茶房「一服亭」へようこそ
日時: 2006/10/09 22:49
名前: 濃いお茶

球庵寺にお越しのみなさんに謹んでごあいさつ申し上げます。

不肖、濃いお茶こと小生は、このたび球庵寺さまの門前にて茶房「一服亭」を開かせていただきたく存じます。

この亭は、「語る」、「論じる」、「想いを馳せる」を主題とし、みなさんの思いをオタクもしくは非オタクの立場から自由に書き込んでいただきたく存じます。

ただし、守っていただきたいルールを勝手ながら小生の独断で次のように定めさせていただきます。

一つ、開祖であるS庵さんの定められた「心得」を絶対不可侵のものとして、遵守すること

一つ、めいめいの思いを自由に書き込む場であることから、勝敗、収支報告や台に関する問い合わせ(例・時短中のストーリー系リーチは確変確定ではないのですか?など)は対象外であること

一つ、めいめいの思いは様々であるがゆえ、記憶違いによる書き込みがあっても、決して批判せず良識ある対応をすること

一つ、アラシと個人攻撃があれば即座に閉店であること

以上であります。勝手すぎるかもしれませんが、みなさんが好きなように気持ちよく参加するためのルールとしてご了承いただきたく、よろしくお願いします。

では、みなさんの思い出を語る場として、営業開始させていただきます。
思い思いの味付けで、ひとときの一服をお楽しみください。

平成18年10月9日、題名と口上を少し手直しさせていただきました。
今後のご愛顧を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

                   亭主 濃いお茶 敬白     

メンテ

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Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.107 )
日時: 2008/02/15 22:55
名前: オタク手品師

 雪に埋まった大阪城を見るとガメラ対バルゴンを思い出しますね。

 大阪城をはさんで左にバルゴン、右にガメラシネスコの画面に4つ足歩行の怪獣がにらみあって間合いを計りゆっくりと近づいていく。映画用の絵作りですね。

 ガメラの火炎にバルゴンの冷凍液と対象的な武器。バルゴンは南洋の冷凍怪獣と素性の怪しいやつですがガメラの敵役に結構強い設定。

 地上波でTVサイズになっているとどちらかが画面から切れているのが残念。放映時間も長いので対決シーンも容赦なくカットされているのでシネスコサイズとは別の映画のようですが。

 ガメラも子供の味方になる前なので両方とも人類の敵だし。ギャオスも名作ですが、今見るとストーリーが子供に媚びてない分人間の欲が描かれていて面白いです。ヒロインは江波杏子さんが出ていますね。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.108 )
日時: 2008/03/10 18:50
名前: るる

声優ってすごいっすね。
最近DVD「北斗の拳TV版」借りてみてます。
なんというか、実は当時「絵」が汚く感じて見る気がなく(原作マンガは全て読み)。
今見ても絵はそれなり、毎回変わる作画監督と微妙な色違いやら笑えますが
それを越えて声優さんの技量がすごいなあと。
今ならアニメは子供時代と大人では声優が変わるのが普通、もしくは女の声優さんなら両方できちゃうか?
ですが、
ケンシロウ子供の頃の回想シーンで声が明らかに若返った?子供の高い声での台詞と「アタタタタ」が。
神谷あきらすげ〜と思った瞬間でした。
そして、物語の展開とともにケンシロウの声がドスがきいてくるという(笑)
初回は青年の声、ラオウ登場前後からはもうパチスロの声(笑)

台詞も会が進むごとに「見栄」というか
忘れられない名台詞のオンパレード、それを表現する声優さん達と結構涙がうるうると(ストレスたまってるのか?)。
ラオウとの戦いで「次の一撃が〜」のくだりはもうトリハダもので・・・「ラオウ昇天見て〜(スロで)」と(爆)
今娘たちがプリキュア5ゴーゴーみて喜んでますが
大人になったら彼女たちも新たな視線で番組を見直すのかな?などと思う日々ですわな。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.109 )
日時: 2008/03/19 23:19
名前: 濃いお茶・オクさんPCより

 神谷明、たとえばゲッターロボの流竜馬、勇者ライディーンのひびきアキラ(手書き入力がでけへん・・・)、ゼロテスターの吹雪シン、ヤマトの加藤三郎などなど。小生の世代には、数々のヒーローの代名詞的存在です。特撮でいえば、宮内洋か伴大介か、みたいなものですね。

 対するラオウは、内海賢二。たとえば、キャシャーンのブライキングボス、テッカマンの天地局長、Dr.スランプの則巻博士、宇宙大作戦のチャーリーなどなど。現在は転職のCMでサルの声をあててますが、なんとなくドスが利いているような気がします。声優の底力のゆえでしょうか。およそ日本人らしからぬ艶のある低音は、聴く者を作品という異空間に引きずり込んでしまいます。

 声の魅力は、眼に映る映像に奥行きを与えます。人物の性格づけ、場面ごとの感情の動き、無言ゆえの余韻が作品の面白さを倍増するのです。その充実感、または満足感は、もしかしたら子守唄の温かさに通じるのかもしれません。幼い日に、瞳を閉じて聞き入った、あの優しい子守唄と同じなのです。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.110 )
日時: 2008/03/24 19:02
名前: るる

今週BS2で石ノ森作品特集やってますね〜
昨晩は藤岡弘が番組最後に「ライダー変身」を
やってくれました・・・感無量でぽろっと(笑)
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Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.111 )
日時: 2008/03/25 21:33
名前: 濃いお茶・オクさんPCより

るるさん、そおなんです。BS2で感涙なんですよ。

「ライダー」は録画しましたが、「キカイダー」は、職場の送別会もあって、できず。小生は、実は「キカイダー」の方が好みでして、10数年前にはクソ重たいLDボックスを買いました。

変身ポーズは、このBS2の特集番組の予告では、サイクロン号に乗っての変身シーンが流れて、それを観た途端に「おおおおおおおおおっ!」でした。

きっと正面を見据えた鋭い双眸、野太い声、引き締まった筋肉美。

仮面ライダーの強さと美しさは、ここから始まるのですね。

「ライダー、変身っ!」
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.112 )
日時: 2008/04/26 20:52
名前: オタク手品師

川内康範さんが亡くなりました。お茶さんもご用意なさっていると思いますが。

 月光仮面で戦後のヒーローを作り出したひとですね。でも世代的にはレインボーマン、ダイヤモンドアイ、コンドールマンがちょうど見てた番組です。

 このあたり予算も少ないせいか特撮はすぐれたものではありませんが、作品のパワーは今見ても衰えていませんね。

 レインボーマンの死ね死ね団は目的は日本人の全滅で覚せい剤やら偽札、爆破テロと生々しい作戦で襲って来ます。どこかのお国のようで。

 ダイヤモンドアイもお金に対する欲望でストーリーが作られてます。世の悪人にアイの外道照身霊波光線で正体を暴きたかったのでしょうね。

 コンドールマンも主題歌で守る価値のなくなった日本でもコンドールマンは守ります。オイルショックの前に物資の買い占めの話が出てきてモンスターのゼニクレイジー(良いネーミング)が金儲けしたり、ヘドロやスモッグと今のヒーローものにない社会性が描かれています。

 それぞれ書くとキリがないのですが昭和の大御所のご冥福を祈ります。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.113 )
日時: 2008/05/11 23:35
名前: 濃いお茶

日曜日のきょう、割と早く起きました。

テレビをつけたら、7時30分から「「炎神戦隊 ゴーオンジャー」をやってました。

戦隊ものは、もはやイケメンと巨*でないとあかんのか、なんて思いながらオープニングに懐かしい名前が。

「菅田 俊」

昭和59年の新春特番だった「10号登場、仮面ライダー全員集合!」で、それまで雑誌媒体でしか世に現れていなかった仮面ライダーZXが、初めて「動く」ヒーローとして放送されました。

主人公の村雨良を演じたのが、菅田俊でした。すなわち、10人目の仮面ライダーなのです。

ZXは、テレビマガジンで写真物語として掲載されたことや、名称は深夜ラジオ「オールナイトニッポン」で発表されたことなど、メディア展開が相当異色でした。

番組では、村雨良が仮面ライダーZXに変身する際のポーズが「変身!」の声とともに披露されました。太い眉と、同様に太い声。たぶんに1号ライダーを意識したのではと思います。

敵役の組織バダンは、大幹部の暗闇大使(地獄大使のイトコだそうな)もですが、怪人のタイガーロイドの人間体を中屋敷鉄也が演じていたのが印象的でした。時空破断システムがある地獄谷に向かう良の前に立ちはだかる黒ずくめの男、三影英介。彼は、良が自我意識を取り戻す前、つまり、バダンの将来を嘱望された兵士として一、二を競った当時の好敵手であり、いまやタイガーロイドとしてバダンの戦士の地位を確固たるものにしていました。

互いの宿命を悟りながら間合いをとる二人。三影は構えをとり、良に飛び蹴りをみまいます。その形の美しさ。さすがは大野剣友会のエースであり、V3からスーパー1まで(アマゾンは除くらしい)の歴代ライダーを演じただけのことはあります。引き締まった体から力強さがにじみ出ています。戦う男の画としては、最上です。番組では、小生はこの場面が最も印象に残っています。

同時に、菅田俊の大きめで黒い瞳にも、ヒーローの要素たる「熱意」が映っているようにも思いました。

そして24年。体型はすっかり変貌しましたが、現代のイケメンヒーローに一歩もひけをとらない存在感で、斬鉄剣みたいな日本刀を振り回していました。
「ミナミの帝王 特別編」での冷酷無比な殺し屋とは、また一味違った凄み?でしたね。

まとまりに欠けるトピになりましたが、思い出を辿りながらのことなので、いつもどおりの駄文として御容赦ください。ZXが唯一放送された特番のことは、折にふれて語りたいと思います。

なお、「ひとつ屋根の下」「白い巨塔」「利家とまつ」や三谷幸喜作品で知られる唐沢寿明が、この特番でバダン戦闘員を演じ、かつ、休憩中にいきなり指名されて、地獄谷決戦でのライダーマンをも演じたと、某バラエティ番組で紹介されていました。

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Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.114 )
日時: 2008/05/13 22:54
名前: ヤマアラシのジレンマ

お茶さん、こんばんは。ご無沙汰してます。

先日はおろか毎週見てますゴーオンジャー(勿論キバも)。
菅田俊さん、出てましたね〜。私はリアルタイムではありませんが、レンタルで菅田さんのZX確認しました。

菅田さん演じる変身前の村雨良は昨今のイケメン優男はおろか歴代昭和ライダーをも超える存在感でした。
何と言ってもあのパンチパーマ!ヒーローらしからぬ髪型も相まって私の中でもとりわけ印象深いキャラクターです。
現在連載中の仮面ライダーSPIRITSにおいて村雨良のビジュアルにそのパンチパーマの名残を見ることが出来ます。

今では件のコミカルな役をよく見かけますが、私は「あぶない刑事」の第一弾劇場版で見せた凄腕の殺し屋が菅田さんの初見でした。
舘ひろしさん演じるタカこと鷹山を極限まで追い詰める冷徹かつ非常な男の姿は相当なインパクトでした。

菅田さんは仮面ライダーとの関わりはZXの前作であるスーパー1からで、実際主役のオーディションまで受けたようです。
高杉俊价さん演じる沖一也もすごく良かったのですが、菅田さんが演じたらどうなったのかと思わずにはいられませんでした。

そう言えば先々週でしたか、そのゴーオンジャーにてウルトラマンレオ=おおとりゲンこと真夏竜さんがゲスト出演されてました。
ウルトラマンメビウスにゲスト出演されてた時のような渋めの演技を昨今見せる真夏さんですが、先述の菅田さん同様コミカルな面を見せたのはちょっと意外でした。
メンテ
「ルパン三世 Green vs Red」 ( No.115 )
日時: 2008/06/19 00:31
名前: S庵  <gamella1998@yahoo.co.jp>

( ̄− ̄)ノ あんまり腹が立ったんで久しぶりにカキコしよう。

「ルパン三世 Green vs Red」を見る。

_| ̄|○。。。。。。。もぉ、何を言わんかや・・・である。
旧作へのオマージュもええよ。。
(だいたいオマージュってなんやねんっ、お饅頭の方が遥かにええぞっ!)
新しい形での「ルパン三世」って作品へのアプローチでもええよ。


ヽ(`□´)/っっっ お話になってないやないかっ!
あのパトレイバー2だって「お話」になってたぞっ!(一応)

( ̄− ̄)ノ゛あのね、、、作品を見ている「観客」ってのがいるの。
でね、 自分のマスターベーションとちゃうんやから、「芸」を見せてくれんと。。。
押井守が評価されるんは「芸」になってっから。

あのカルトな演出が芸になってっから観客は銭を払うの。
芸になってないマスターベーションを客に見せて
それで喜んでるんは独りよがりな変態の痴態なのっ!!!

ヽ(`□´)/っっっ消費した時間を返せよっ!!!
ワシの娘が幼稚園のときに作った粘土細工と一緒やないかいっ!!!<レベル


まだ治まらないんで追記しよう。

この作品の一番のクソダメなところは「ルパン三世」の存在を
「権威」として描いてしまっているトコロにある。
しがないラーメン屋の店員ヤスオが(山田康雄かよおぉぉおっ(*゜□゜)ノ*゜□゜)ノ*゜□゜)ノ☆)`ν゜)・;'.、クハッ!!)
ふとしたコトから「ルパン三世」になってやろうって気持ちを持つところから物語が始まる。

でもって、その「ルパン三世」を目指す「ヤスオ」に本物の資質があったから
「本物のルパン三世」との対決が行われる。
世界中に「本物」を騙る(かたる)ルパン三世が居てそいつらも「ルパン三世」の
名を騙って闊歩しているという作品世界の設定がある。

これは「ルパン三世」を現代に描くとすると、実在はしないけれど
そのイメージを万人が英雄視(幻想視?)している上での幻想へのアプローチというスタンスになっている。

だから   全部がみみっちくなってしまう。

先日、菓子パンに多量の針を入れ込んだ事件があった。
犯人が捕まって「必殺仕事人のようにメーカーに仕置きしてやりたかった」と供述したらしい。
中村主水が んなことするかよおぉぉぉおっっ!!(*゜□゜)ノ*゜□゜)ノ*゜□゜)ノ☆)`ν゜)・;'.、クハッ!!


パンを食って口の中に針が刺さって痛い目に合うんは庶民なんやぞっ!
それが分かってなくて「仕事人みたいに・・・」とほざく犯人のみみっちさと
同じものが「Green vs Red」には流れている。

「ルパン三世」が幻想視された偶像でもええわい。
そういう作品の作り方でええよっ。 新しいルパン像の創造なんやろっ?
(なんせ、世界に冠たるアニメ大国ニッポンのクリエイターなんやからなっ!!)


やけんど・・・・・・・
せめて「お話」くらいは描いてくれよおぉぉぉおっっ!!(*゜□゜)ノ*゜□゜)ノ*゜□゜)ノ☆)`ν゜)・;'.、クハッ!!


で、お話を描く上で 「爽快」とか「痛快」とか「愉快」とか「怪盗」とか
そういう言葉の意味をもう一度理解してくんねーかな?
ルパン三世って「爽快」で「痛快」で「愉快」な「怪盗」なんやろっ?
そんな偶像があるから世界中にルパンのパチモンが居るって設定なんやろ?


この作品は「爽快」と「そうかい?」を取り違えてしまっている。

でもって「絵」造りにセンスがあると勘違いなさっている。
絵画とちゃうんやからウン十分の時間を通してお客さんに
堪能していただけるセンスも無いのに押井守と同じやと勘違いなさっておられる。

世界中にニセモノがいるルパン。本物の資質を持ったヤスオルパン。
そいつらが偶像視している「ルパン三世」ってのがパンに針を仕込んで
メーカーにお仕置きしてやるレベルの怪盗になりさがっている。みみっちいのだ。

「爽快」ってそうかい?
エヴァや攻甲機動隊と違うんやから・・・・
お話を作れずにお話の中で偶像を取り扱っている。
「偶像」ってのは物語を背負っているから輝くものなのだ。

その輝きの部分だけを切り取って
「権威」として利用するのは越後屋のようなものである。
その「権威」に「ルパン三世」という名前が成り下がった作品であった。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.116 )
日時: 2008/06/19 18:25
名前: るる

おっちゃんに触発されたわけでないがカキコモ〜と。

最近ユーちゅー〇で懐かしのアニメさがしてたら
009の映画版の予告ってのが目に付いた。
一作目・・知らない!
二作目・・これはよく夏休み再放送されてた奴だ〜ヘレナが悲しいのよね〜
って予告だからちょろっとしか内容写らないがふと
声優に目が
003-ジュディオング・・・・まじっすか?
ヘレナ・・市原悦子・・・絶句・・・

いや、なかなか味がある作品だな〜と。ちなみに一作目も003はジュディオングさんでした。

その他、キューティーハ〇ーにこんなたくさんリメイクがあったんだとか、巨〇の〇首まで丸見え変身してんぞ、
こんなのオンエアされてたんか!?とか
・・・あ、お茶さんごめんなさい、このネタは別板でしたm(_ _)m
まあ、なんていうか私の世代は
憧れのヒロインは南チャンではなく
ミネフジコか、ハニーかという・・・・どっちも同じ有名声優さんやん・・・
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.117 )
日時: 2008/06/21 00:17
名前: オタク手品師

ルパンとライダー、ウルトラはもう冠の意味ですね。
 ルパンは主役変えること出来ないので創造力ないといい話になりませんね。別キャラで勝負できるような話つくらんと。

 エロじゃないアダルトなルパン作ってみたら面白いかも。OVAになると暗くなるのが多いリメイクですが明るい活躍ものにしてほしい。
 竜の子のリメイクOVA嫌いです。ポリマー、ガッチャマン見て面白くなかったんで。

 るるさん実写だとベルスターとかミスアメリカ,牧れいさんなんか覚えてますか。
 ミニスカハイキックは基本ですね。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.118 )
日時: 2008/06/22 17:32
名前: るる

ヲタさん、牧レイさんがわかりませんm(_ _)m
ミニスカは基本です〜
ボディコン=あの年代の男の願望?の元祖がハニー&不二子でしょうか(笑)
竜リメはちょっちつらい内容多いですね。
他にも平成の鉄人のリメイクTVは悲しすぎたり・・
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.119 )
日時: 2008/06/24 00:00
名前: 濃いお茶

ちょっと話題に出遅れた格好ですが・・・。

たしか、「ガッチャマン」の解説本(辰巳出版だったかも)に載っていた当時(もちろん第1作)のスタッフの回顧記事に、

『・・・、だから、しょせんアニメなんだからヒーローがいて悪玉があって、ヒーローが最後はかっこよく勝ったらそれでいいじゃないんですか。お話なんて大切なんでしょうかね?』といったことを鳥海さんに言ったら、ものすごく怒られた」というのがあったと記憶しています。

この鳥海さんは、おそらく総監督の鳥海永行のことでしょう。こうした姿勢が、当時のタツノコ作品を名作たらしめた所以といえます。

小生は、こうも考えます。

「ウルトラセブン」の「700キロを突っ走れ!」を例に挙げましょう。

自動車ラリーに紛れて、ウルトラ警備隊が高性能火薬スパイナーを輸送する。途中で宇宙人の様々な妨害工作がある。それを切り抜けて目的地に着いたら、恐竜戦車が出現してスパイナーを奪おうとする。ウルトラセブンが登場し、苦戦の末、恐竜戦車を退治してめでたしめでたし。

要約すれば、こうでしょう。でも、どんな「お話」なのか、観る側に訴えるものは何なのかがこれではさっぱりわかりません。
「お話」は、物語の核心です。作り手が最も伝えたがっている、心の叫びでもあります。
ヒーローや怪獣が出てドンパチやっておしまいでは、何も伝わりません。内容のない、毎回同じプロレスもどきを見せられるだけになります。

「お話」の重要性は、すなわち作品がいかに輝くかにつながります。観る側を感動させるのは、ヒーローの技や怪獣の造形以上に、「お話」の出来にかかっているはずです。決してひとりよがりにならず、かといって薄いものでもない、そうしたバランスを保ちつつ、秀作は手がけられていくのです。

往時のタツノコプロは、こうした意識を持った作り手が集い、競い合っていた、「梁山泊」であったのかもしれません。

CGでなんでも表現できる現代なればこそ、「お話」の構築に時間と知恵をかけてほしいと思います。それすらも「お手軽に」すまそうとするのなら、過去のマネですまそうとするのなら、表現の可能性は非常に寂しいものになることでしょう。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.120 )
日時: 2008/06/24 23:42
名前: オタク手品師

 OVAがはやり出したころ、これでスポンサーの制約とかなく思い切り良い作品が作れるとのたまわっていた人達が作ってみると。面白くない。

 予算と時間が少なくてとか言い訳してたことがよくありました。1本2万ぐらい出させてそれはないでしょう。最初は高かったんですよ。
 
 それならTVでスポンサーをだましながら出来た作品のほうが面白かった。
 東映のヒーロー物は打ち切りが決まると無茶苦茶し出して面白いんですが話がまとまらないような結末でこれで終わりかいなんてのも。
 例「仮面ライダーRX」の最終回。最初の約束と違うんですがね。
 
 原作つきでも「さすがの猿飛」なんかアニメ独自の世界になっていましたからやりようはあるはず。

 「700キロ」みたいに子供としては面白くなくても5年、10年と経つと見直して良い物がセブンの愛されてる魅力ですね。
メンテ
ウルトラセブン再評価 ( No.121 )
日時: 2008/06/25 11:42
名前: S庵  <gamella1998@yahoo.co.jp>

( ̄− ̄)ノ〜♪
ウルトラセブンネタが出てるんで追随しよう。

ワシはQ〜マン〜セブンのリアルタイム体験者である♪(うらやましいやろ?お茶さん・手品師どん・ヤマちゃん)
なんせ、日曜七時の「鞍馬天狗」の放送枠で「ウルトラQ」の予告を見ていた世代なのだ。
あのガラモンがダムを壊してる新番組予告編である。

リアルタイムのええところは作品だけにとどまらず社会現象も体験できるところにある。
連載もしていない雑誌の表紙にウルトラマンや怪獣が踊っていたのを知らんやろ?
遊園地に「怪獣ショー」がやってきたのも知らんやろ?
着ぐるみの怪獣が色紙に「ゴメス」ってサインしていたのを知らんやろ♪
(引くぞ〜^^; これわ。。。子供でも。。。)

世は「怪獣ブーム」の只中にあったんや♪
そしてその終息と伴にウルトラセブンは放送を終えた。
すでに放送開始時に怪獣ブームは終焉に向かっていた。
が、作り手は商業主義を超越したドラマを志向したから名作が生まれた。

はっきり言って小学校低学年のワシに内容は理解できんかった。
娯楽志向のお話はなんとか楽しめたものの、「円盤が来た」とか「ノンマルトの使者」なんて
完全に目が点になっていたハズだ。( ̄− ̄)あっ、「第三惑星の悪夢」もね。。。

しかるに、「好きもん」であるワシは見ていた。 そして場面を脳内ハードディスクに刻んでしまった。
これが「映像」のスゴイところである。

小説やと理解できない時点でそれは削除対象となるワシの幼年な脳内HDD。
然るにテレビ・映画といった「映像」を伴った作品においてお話が理解できへんでも
秀逸な場面は「絵」として永遠の輝き持つ。

ダンと対座するメトロン星人しかり。 ロボット長官の内部メカしかり。
日本家屋に立つペロリンガ星人しかり。 極寒の幻に浮かぶポール星人しかり。。。
やっぱ「映像」はセンスなんである。

ゴジラが小豆島の丘陵の上に顔を出すシーンはそのまま覚えていて
同じ感覚を「クローバーフィールド」の怪物が高層ビルの向こうに初めて出現するシーンに感じてしまった。
こうやって、優れた映像は「絵」としての価値を残していく。

Q〜マンで培われた映像センスが昇華されたんがウルトラセブンのもう一つの作品価値である。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.122 )
日時: 2008/06/25 12:55
名前: さとボン
参照: http://satobom88blog.blog68.fc2.com/

セブンで思い出したけど、

そぉー言えば昨日、TV「リン○ーン」に
モロボシ・ダン&エレキングが出てたなぁヾ(≧▽≦)ノ
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.123 )
日時: 2008/06/27 00:57
名前: 濃いお茶

なんだか、小生がウルトラセブンを引き合いに出したことがきっかけで再評価になっているようで、まことに恐縮です。

言いたかったのは、「700キロ」では、アマギ隊員が軸となってお話が展開し、それがこの回の核として成立している、すなわち、お話が肝心であるということです。

もうひとつ、お話の重要性を表した回としては「盗まれたウルトラアイ」を挙げます。

怪獣やそんな造形の宇宙人も出ない。でも、やるせなさや無情が残る回であります。ヒーローのドンパチより、何を表現するかにこだわった回といえます。難解なようで実は心に残るお話でもあります。お話の重要性をつくづく感じる回ですね。しかも、この回を一言であらわす珠玉の台詞があります(と、小生は確信する)。

(ダン)「裏切られたんだよ、自分の星に」

お話の重要性でいえば、「帰ってきたウルトラマン」(=新マン)がさらに濃いかも。

小生がいずれ論じる予定の「あの回」などは、お話の部分が多層化してることもあり、リアルタイムで観た小生には、当初は消化不十分なところがありました。再放送やレーザーディスクで観るにつれ、お話の「濃さ」がわかってきた気がします。言い換えれば、決して子供に媚びない作りだったわけです。

詳細は、「『2』へのこだわり」改訂版にて、の予定です。

それにしても、今秋封切りのウルトラマンの映画で、郷秀樹と坂田アキが結婚していて子供もいて、しかも「坂田自動車工場」を継いでいるなんて・・・。これで坂田健を、となると、どうするんでしょうね。

メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.124 )
日時: 2008/06/29 21:20
名前: オタク手品師

レッドバロンの話のつづきです。この作品の後マッハバロン、ガンバロンが3部作とまとめられていますがウルトラマンのように世界がつながっている訳ではありません。製作会社も別。

 でも3部作の共通点は何かというと途中打ち切り。レッドとガンはスポンサーが倒産したのでどうにもなりませんが、マッハは玩具の売れ行きも黒字を出していたのにTV局の事情で打ち切られています。

 前二作はばたばたと終了、ガンバロンにいたっては次回もよろしくといっておいて次の週放送がなかったという悲惨な打ち切られ方をしています。

 それぞれ少し紹介するとレッドは実写もの初のスーパーロボットで特撮とアクションの両方が楽しめる作品です。マジンガーのロケットパンチと同時期ですが画面にバロンパンチの文字が出てその中からパンチが出てくる演出がユニーク。
 ミラーマンが作りライオン丸が改造する豪華さ。石田さんと潮さんが出ています。

 マッハバロンはレッドより造形がかっこよくなり合成も進化しました。CGが登場してきたのも取り入れています。初期ですからわっかがくるくるまわる位ですが。決め技のマッハコレダーはその後「トップをねらえ」のガンバスターの必殺武器にもその名が。制作した人が見てたんでしょうね。

 ガンバロンは最初は主人公が等身大のスーパーヒーローで巨大な敵にはメカで戦ってたんですが、途中それらが合体してダイバロンになります。
 これが初の特撮合体ロボです。役者陣も味方が黒部進、敵が天本英世、ゲストがフォーリーブス、リリーズと気合い入ってたんですがね。

 脚本もよく出来てるので巨大特撮が戦隊とウルトラ以外作られなくなった今見ると面白いですよ。

 このほかレッドバロン制作の宣弘社(月光仮面から)には強烈なシルバー仮面とアイアンキングがあるんですがこれらはまた次回。
メンテ
Re: 茶房「一服亭」へようこそ ( No.125 )
日時: 2008/08/22 16:36
名前: るる

最近ぶらんこTVみてます。
レッドバロンがかっこいい・・
シルバー仮面もジャイアントです・・
メンテ
20th Century Boy ( No.126 )
日時: 2008/09/02 12:32
名前: S庵  <gamella1998@yahoo.co.jp>

( ̄^ ̄)ノ 封切り日でも特等席で観れる近所のシネコン♪(しかも18:00以降1000円♪経営は大丈夫か?)
「20世紀少年」を鑑賞してきた♪
原作は浦沢直樹(「YAWARA」「MONSTER」などで著名)、ビッグコミックスピリッツに連載されていた漫画である。
単行本は24冊で完結。三部作の第一作が今回の映画である。


( ̄− ̄)ノ まあ、、、、映画の方が・・・お話が分かりやすい。


マンガ家に本宮ひろしって人がいる。「男一匹ガキ大将」や「俺の空」「さわやか万太郎」「サラリーマン金太郎」で有名な方だ。
本宮ひろしさんの作品の醍醐味は登りつめていく「男気」の部分にある。
激情にほとばしる「男気」を描かせたら氏の右に出るものはいない。

で、浦沢直樹さんって不可解な発端から一気に謎を膨らませて読者を引きずり込む天才である。
そして、本宮ひろしさんが登りつめた後は極端につまんなくなるように、浦沢直樹さんも
拡げた風呂敷を全部たたみきれずに・・・・・( ̄− ̄;)終息なさる傾向がある。


んでも、原作「20世紀少年」は面白い。同い年の作者が舞台として描く「1970年代」ってのは
ストレートにワシの前頭葉に響いてくる。
それが実写化されるとなれば劇場に足を運ばないわけにはいかない。
あの秘密基地や万博や駄菓子屋の風景を鑑賞しなければならない。

( ̄− ̄)ノ素直に「昭和40年代」の空気丸出しのお祭りムービー的感覚で劇場に足を運んだ。
導入部は実にいい♪ 昭和の香がぷんぷんと漂う♪ 伏線も万全である。
らっ、、、  いきなし展開が猛スピード。

原作の醍醐味は「伏線」なんやけれど、それを張らずに映画は突っ走る。(んでも三部作)
ある意味、分かりやすくていい。 「敵」がおって、それに立ち向かう「主人公」って
シチュエーションにするとこの作品は途端に分かりやすくなってくる。
(原作はその「含み」の部分を楽しむ作品である。<ミステリーの基本)


ヽ(`□´)/  途中から、原作読んでへんとわからんやろってレベルで確執が絡まっていく。
宮崎アニメ並みに説明がなされてない部分が頻出してくるっ。
んでもそういう作りとしては(敵vs味方)まだテンポと毛色を保っている。

多分、マンガをそのまんま実写にしたらこうなる。
原作の「お話」があるから映画も観れるけれど、ひとたび「マンガじゃん」と引いてしまわれたら
ちょっとスクリーンには戻って来れない。

「覆面をかぶった敵」とか「悪の組織」とか「正義の味方」って「絵」を受け入れられる
(マンガをそのまんま実写化して受け入れられる)度量の人じゃないと多分ツライ。
「忍者ハットリくん」のお面をかぶったトモダチ(敵)が原作の中で異彩を放ち、味を出しているのを
スクリーンになった途端に陳腐に感じられる方には、この作品はついていけないと思う。


脚本にところどころに光る部分はある。
言わないが劇中「こんなのロックじゃねえっ」ってセリフがある。
これは70年代のロックシーンを体験してきた世代には来るものがある。


第一部のラストで なんかアニメ系SFものへの指向が懸念された。
ヽ(`□´)/  魅力は70年代絡みの謎なんやからっ!
(; ̄− ̄) それだけは見失わないで欲しいと思っている。(第二部以降)
メンテ

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